旅行のヒント

ニセコの極上パウダーを逃さない!スキー旅行で失敗しないための持ち物リスト完全版

「Japow」を求めて世界中から人が集まるニセコ。その最高の雪を心ゆくまで楽しむために、本当に必要な持ち物と服装のコツを、私の経験を交えながら詳しく解説します。

ニセコのバックカントリーで、深い新雪を滑り降りる一人のスキーヤー。
この静寂と、雪をかく音だけが聞こえる世界。ニセコのパウダースノーは、ただのスポーツじゃない、特別な体験なんです。Source: Oliver Dickerson / unsplash

ニセコと聞くと、多くの人が「パウダースノーの聖地」という言葉を思い浮かべるのではないでしょうか。私も初めてニセコの雪を体験した時、その軽さと深さに心の底から感動しました。まるで雲の上を滑っているような、あの独特の浮遊感は、一度味わったらもう虜です。でも、そんな最高の雪を120%楽しむためには、しっかりとした準備が欠かせません。特にニセコの冬は想像以上に厳しく、気温がマイナス10度、時にはマイナス15度を下回ることも珍しくないんですから。

「まあ、普通のスキー旅行と同じでしょ?」なんて思っていると、現地で痛い目を見ることになりかねません。寒さで体が動かなくなったり、ウェアの中に雪が入ってきて不快な思いをしたり…。せっかく世界に誇る「Japow(ジャパウ)」を体験しに来たのに、そんなことで楽しめないなんて、あまりにもったいないですよね。

そこで今回は、ニセコでのスキー・スノーボード旅行を心ゆくまで満喫するために、私が「これは絶対に必要!」と感じた持ち物リストと、現地の気候に対応するための服装のコツを、とことん詳しくお伝えしたいと思います。これを読めば、あなたもきっと万全の準備でニセコに挑めるはずです。

ウェア選びの鍵は「レイヤリング」にあり

ニセコの極寒を乗り切るための服装で、最も重要なキーワードは「レイヤリング(重ね着)」です。ただ分厚いセーターを着込むといった単純な話ではありません。機能の異なるウェアを3層に重ねることで、暖かさを保ちつつ、汗による冷えを防ぐのが目的なんです。これが本当に、本当に大切。

まず、肌に直接触れる「ベースレイヤー」。ここでの鉄則は、絶対に綿(コットン)素材を選ばないこと。綿は汗を吸うと乾きにくく、気化熱で体温を奪う最悪の素材です。代わりに選ぶべきは、汗を素早く吸収・発散してくれるポリエステルなどの化学繊維か、保温性と吸湿性に優れたメリノウール素材のものです。これを着るか着ないかで、快適さが天と地ほど変わります。

次に、中間着である「ミッドレイヤー」。これは主に保温を担当する層です。薄手のフリースや、軽量なダウンジャケットが最適。ポイントは、動きやすさを損なわない程度の厚さで、その日の気温によって着脱しやすいものを選ぶこと。私はいつも、薄手のフリースとコンパクトになるダウンベストの両方を持って行って、気温に合わせて調整しています。

そして一番外側の「アウターレイヤー」。ニセコのドライなパウダースノーとはいえ、防水・防風・透湿性を備えたしっかりとしたスキー/スノーボードウェアは必須です。特に、深い雪の中を滑ることが多いニセコでは、ジャケットにパウダースカート(裾からの雪の侵入を防ぐガード)が付いているか、パンツが胸当てまであるビブパンツになっていると、転んだ時に雪が入ってくるのを劇的に防げます。これはもう、マスト機能と言っても過言ではありません。

「末端」を制する者が、寒さを制す

ウェアのレイヤeringが完璧でも、手先、足先、顔といった「体の末端」が冷えてしまっては、スキーどころではありません。大げさではなく、本当に感覚がなくなってきます。だからこそ、小物選びはウェアと同じくらい、いや、それ以上に慎重になるべきなんです。

グローブは、防水性が高く、保温力のあるミトンタイプが個人的にはおすすめです。5本指が分かれているグローブより、指がまとまっているミトンの方が体温で温まりやすいんですよ。極度の寒がりの人は、薄いインナーグローブを中に仕込むと、さらに保温性がアップします。

ソックスも、普段履いているようなものではなく、スキー・スノーボード専用の、できればウール混のものを。ふくらはぎまで長さがあり、ブーツとの当たりを和らげるクッション性も備えています。濡れた時や連泊のために、最低2〜3足は持っていきましょう。

そして、顔まわりの防寒も忘れずに。ヘルメットの下には、薄手のバラクラバ(目出し帽)ネックウォーマーが必須です。吹雪いた時や転倒時に顔を雪から守ってくれるだけでなく、首元を温めるだけで体感温度が全く違います。ゴーグルも重要で、天候によってレンズを交換できるモデルだと最高です。ニセコは天気が変わりやすいので、吹雪や曇天時用の明るいレンズ(ピンクやイエロー系)は必ず持っていきましょう。

ゲレンデの外でも油断は禁物!アフタースキーの持ち物

ニセコの楽しみは、ゲレンデだけではありません。美味しいレストランでの食事、温泉、バー巡りなど、アフタースキーも大きな魅力の一つ。でも、ゲレンデを離れても、そこは雪国だということを忘れてはいけません。

まず、絶対に持っていくべきなのが、滑りにくい冬用のブーツ。ヒラフの坂道などは特に、夜になると凍結してツルツルになります。おしゃれなスニーカーや革靴では、まずまともに歩けません。防水性があり、靴底がしっかりグリップするものを選んでください。これがないと、ホテルから一歩も出られなくなる可能性すらあります。

服装は、意外とカジュアルで大丈夫。高級レストランでも、スマートカジュアルな服装(セーターにパンツなど)で十分な場合がほとんどです。スキーウェアとは別に、リラックスできる暖かい普段着を何着か持っていくと良いでしょう。また、温泉に行く予定があるなら、タオルは宿で借りられることが多いですが、水着が必要な混浴温泉もあるので事前に確認を。

その他、細かいけれど役立つのが、日焼け止めリップクリーム。雪からの照り返しは想像以上に強く、晴れた日には真っ黒に日焼けしてしまいます。また、乾燥しているので唇も荒れがち。そして、スマホのバッテリーは寒さで驚くほど早く消耗するので、モバイルバッテリーは必須です。国際的なリゾートなので、クレジットカードが使える場所は多いですが、小さな店や自販機用にいくらかの現金も持っておくと安心ですね。

最高の雪質、壮大な羊蹄山の景色、そして温かい人々。ニセコは、一度訪れたら誰もがその魅力に取り憑かれてしまう魔法のような場所です。その魔法を最大限に体験するためにも、準備は万全にして挑んでください。このリストが、あなたのニTセコ旅行を、忘れられない最高の思い出にするための一助となれば、これほど嬉しいことはありません。どうぞ、最高の冬休みを!

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