【完全版】結婚準備でやることリストとスケジュール管理術|焦らず楽しむためのロードマップ
結婚が決まって嬉しいけれど、何から手をつけていいか分からない…そんなあなたへ。日本の結婚準備をスムーズに進めるための、心強いやることリストとスケジュールを、私の経験も交えながらご紹介します。

結婚が決まった瞬間って、本当に夢見心地ですよね。空も飛べそうなほどの幸福感に包まれて、これからの二人の生活に胸を膨らませる、かけがえのない時間。でも、その喜びの後に「あれ、何から始めたらいいんだろう?」という、ちょっとした戸惑いが押し寄せてくるのも、きっと私だけじゃないはずです。
正直なところ、私もそうでした。プロポーズの感動が落ち着いてくると、今度は「結婚準備」という大きなプロジェクトが目の前に現れて、そのタスクの多さに少し圧倒されてしまったんです。特に日本での結婚式は、伝統的なしきたりから現代的なスタイルまで選択肢が豊富で、その分「やることリスト」も膨大になりがちです。
でも、大丈夫。一つずつ、着実に進めていけば、準備期間も楽しみながら、最高の結婚式を迎えられます。今回は、日本の結婚準備を焦らず、そして何より楽しんで進めるためのロードマップを、私の経験と最新の情報を交えながら、じっくりとご紹介していきますね。
結婚準備、いつから始める?理想のスタートライン
「結婚式の準備って、いつから始めるのがベストなの?」これは、多くのカップルが最初に抱く疑問かもしれません。結論から言うと、結婚式の約1年前から準備を始めるカップルが最も多いようです。ある調査では、全体の約3割が1年前から、そして9〜11ヶ月前、6〜8ヶ月前と続くそうで、多くの人が半年から1年かけてじっくりと準備を進めていることがわかります。
もちろん、これはあくまで平均的なスケジュール。お二人の状況や希望する式の規模によっては、もっと短期間で準備をすることも可能です。例えば、海外挙式やリゾートウェディングを考えている場合は、飛行機やホテルの予約も関わってくるので、さらに早めの準備が必要になることもあります。逆に「入籍だけ済ませて、式は身内だけで」というシンプルな形なら、数ヶ月でも十分間に合います。
大切なのは、お二人にとって無理のない、心地よいペースを見つけること。周りと比べて焦る必要は全くありません。私自身も、最初は「1年もかかるの!?」と驚きましたが、実際に始めてみると、会場選びから衣装合わせ、招待状のデザインまで、決めることが本当にたくさんあって、あっという間に時間が過ぎていきました。特に人気の式場や日取りは1年以上前から予約が埋まることもあるので、こだわりたいポイントがあるなら、早めに動き出すに越したことはない、というのが私の実感です。
やることリスト:1年前〜半年前
結婚準備の最初のステップは、まさに「土台作り」です。この時期にしっかりと方向性を決めておくことで、後々の準備が格段にスムーズになります。
まずは、お互いの両親への挨拶から始めましょう。プロポーズが成功したら、できるだけ早く両家への挨拶を済ませ、結婚の意思を正式に伝えることが大切です。これが、二人の結婚に向けた公式な第一歩となります。
次に、両家の顔合わせや結納について話し合います。最近では、結納をせず、カジュアルな雰囲気の顔合わせ食事会のみを行うカップルが8割以上と多数派だそう。どちらの形式にするかは、両家の意向を尊重しつつ、お二人でしっかりと話し合って決めましょう。この顔合わせの場で、結婚式の時期やスタイル、ゲストの人数など、大まかなイメージを共有できると、その後の準備がスムーズに進みます。
そして、いよいよ結婚式の「核」となる部分、つまり式場探しと日程の決定です。まずは、どんな結婚式にしたいのか、テーマやコンセプトを二人でじっくりと話し合ってみてください。「アットホームな雰囲気でゲストとたくさん話したい」「緑豊かなガーデンウェディングが夢」「伝統的な和装で厳かに」など、ぼんやりとしたイメージで構いません。情報収集は、雑誌やインターネット、SNSなど、あらゆるツールを活用して、気になるアイデアはメモや画像でまとめておくと便利です。
ブライダルフェアには積極的に参加することをおすすめします。実際の雰囲気や料理の味、スタッフの対応などを肌で感じることで、お二人にぴったりの場所が見つかるはず。そして、式場が決まったら、いよいよ具体的な日程を決定します。日本の結婚式では、六輝(六曜)という暦の運勢を重視するカップルも多く、「大安」の日は特に人気が高い傾向にあります。逆に「仏滅」の日は割引プランが用意されていることもあるので、こだわりがなければ費用を抑えるチャンスかもしれませんね。

やることリスト:半年前〜当日まで
式場と日程が決まったら、いよいよ本格的な準備がスタートします。この時期は、決めることが一気に増えるので、計画的に進めることが何よりも重要です。
まず、招待するゲストのリストアップを始めましょう。誰を招待するかによって、会場の規模や料理、引き出物の費用も変わってくるので、予算と相談しながら調整が必要です。リストが固まったら、招待状の準備に取り掛かります。デザインや文面はもちろん、ゲストのアレルギーの有無を確認する項目を入れるなど、細やかな配慮も忘れずに。招待状は挙式の約2ヶ月前には投函したいので、逆算して余裕を持って準備を始めましょう。
衣装選びも、この時期の大きな楽しみの一つですよね。ウェディングドレスや和装、タキシードなど、試着を重ねて運命の一着を見つけてください。特に新婦の衣装は、決定後も小物合わせやサイズ直しなど、やることがたくさんあるので、遅くとも挙式の3〜2ヶ月前には決めておくのがおすすめです。ブライダルエステやヘアメイクリハーサルも、この時期に計画しておくと安心です。
披露宴のプログラムや演出、BGMの選定も進めていきます。キャンドルサービスや映像演出など、取り入れたいアイデアがあれば、プランナーさんと相談しながら具体化していきましょう。引き出物やプチギフト、会場装花、ウェディングケーキなど、細部にわたるアイテム選びも楽しいけれど、意外と時間がかかるものです。手作りを考えているアイテムがあるなら、さらに早めに準備を始める必要があります。
挙式が近づくにつれて、最終確認の作業が増えてきます。ゲストの出欠確認と席次決定、料理・飲み物の最終決定、そしてお車代や心付け、お礼の準備も忘れずに。特に、お車代やお礼は新札を用意するのがマナーなので、銀行が営業しているうちに準備しておきましょう。持ち込みアイテムの搬入や、スピーチ・手紙・謝辞などの原稿完成も、直前になって慌てないように、計画的に進めてくださいね。
私からのアドバイス:完璧じゃなくていい
ここまで、日本の結婚準備のやることリストとスケジュールを細かく見てきましたが、正直なところ「こんなにたくさんあるの!?」と、ちょっと気が遠くなった方もいるかもしれませんね。私もそうでした。でも、一つだけ伝えたいことがあります。それは、「完璧じゃなくていい」ということです。
もちろん、理想の結婚式を叶えるために努力することは素晴らしいことです。でも、準備の過程で意見の食い違いがあったり、予想外のトラブルが起きたりすることもあるでしょう。そんな時、「こうあるべきだ」という理想に縛られすぎると、せっかくの準備期間がストレスになってしまいます。
大切なのは、お二人で協力し、お互いを思いやる気持ちです。どちらか一方に負担が偏らないよう、役割分担を明確にしたり、困った時はプロのプランナーさんに相談したりと、上手に周りの力を借りることも大切です。そして何より、この準備期間も、お二人にとってかけがえのない「思い出」の一部だということを忘れないでください。
結婚式は、お二人の新しい人生のスタートを祝う、一度きりの特別な日です。その日を迎えるまでの道のりも、どうか楽しんで、たくさんの笑顔と愛情で満たしてくださいね。
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