モダン ライフラボDaily Insights & Guide for Contemporary Living
👤MODERN LIFE LAB//ライフ>ペット

もしもに備える!ペットとはぐれた時のためのマイクロチップと迷子札の重要性

5 MIN READ
HOME>ライフ>ペット>もしもに備える!ペットとはぐれた時のためのマイクロチップと迷子札の重要性

大切な家族の一員であるペット。もしもはぐれてしまったら…?考えただけでも胸が張り裂けそうになりますよね。今回は、そんな悲しい事態を防ぐための「マイクロチップ」と「迷子札」について、その重要性を詳しく解説します。

ペットはもはや、ただの動物ではありません。私たちにとってかけがえのない家族の一員です。その温もり、無邪気な仕草、そして深い愛情は、日々の生活に彩りと癒しを与えてくれます。だからこそ、想像したくもない「もしも」の事態…それが、ペットとの突然の別れ、迷子です。

ほんの少し目を離した隙に、雷の音に驚いて、あるいは好奇心から、ペットが家や散歩コースからいなくなってしまう可能性は、残念ながらゼロではありません。考えただけで胸が締め付けられるような思いがしますよね。

しかし、悲観してばかりではいられません。私たち飼い主ができる備えは、たくさんあります。その中でも、最も重要で効果的なのが「マイクロチップ」と「迷子札」の装着です。今回は、この二つのアイテムがなぜ必要なのか、そしてどのようにあなたの愛するペットを守ってくれるのかを、詳しく掘り下げていきたいと思います。

ペットの命綱「マイクロチップ」とは?

最近よく耳にするようになった「マイクロチップ」。なんとなく知っているけれど、詳しくは知らないという方も多いのではないでしょうか。マイクロチップは、直径約2mm、長さ約12mmほどの小さなカプセル状の電子標識器具です。

この小さなチップには、世界で唯一の15桁の数字が記録されています。これを専用の注射器で、動物の首の後ろあたりの皮下に埋め込みます。一度埋め込めば、脱落したり消失したりする心配はほとんどありません。痛みも、通常の注射と同じ程度とされています。

マイクロチップが果たす役割

では、このマイクロチップがどのように役立つのでしょうか。迷子になったペットが保護された際、動物病院や保健所、警察などの施設では、専用のリーダー(読み取り機)で体内のチップをスキャンします。

リーダーがチップの15桁の番号を読み取ると、その番号をデータベースで照会します。データベースには、飼い主の名前、住所、連絡先などの情報が登録されており、これによって保護されたペットの身元が即座に判明し、飼い主の元へ連絡が届くという仕組みです。鑑札や迷子札のように外れてしまう心配がないため、「確実な身元証明」として非常に高い効果を発揮します。

日本におけるマイクロチップの義務化

実は、日本でも2022年6月1日から、ブリーダーやペットショップ等で販売される犬や猫へのマイクロチップの装着・情報登録が義務化されました。これは、安易な遺棄を防ぎ、災害時などにはぐれてしまったペットを迅速に飼い主の元へ返すことを目的としています。

これから犬や猫を迎え入れる方はもちろん、すでに一緒に暮らしている方も、任意ではありますが、愛するペットを守るためにマイクロチップの装着を強くおすすめします。費用は動物病院によって異なりますが、数千円程度で装着可能です。

首輪をつけた白黒の犬のポートレート
その首輪は、あなたとの絆の証。Source: Pexels / pixabay

最初の砦となる「迷子札」の重要性

マイクロチップが最終的な身元確認の切り札だとすれば、「迷子札」は、ペットがはぐれてしまった際の最初の、そして最も手軽な連絡手段となります。

近所の方が保護してくれた場合、その人が必ずしもマイクロチップリーダーを持っているわけではありません。しかし、首輪についている迷子札を見れば、そこに書かれた連絡先にすぐに電話をかけてくれる可能性があります。つまり、動物病院や保健所を経由することなく、より迅速に発見・連絡につながるケースが多いのです。

迷子札に記載すべき情報

迷子札には、どのような情報を記載すれば良いのでしょうか。最低限、以下の2点は必須です。

  1. ペットの名前: 保護した人が呼びかける際に役立ちます。
  2. 連絡可能な電話番号: 飼い主の携帯電話番号などが最も確実です。

さらに、スペースに余裕があれば、「マイクロチップ装着済」と書き加えておくのも良いでしょう。これにより、万が一電話がつながらなくても、保護した人が動物病院へ連れて行ってくれる可能性が高まります。個人情報の観点から住所を記載することに抵抗がある方も多いと思いますが、電話番号だけでも大きな役割を果たします。

多様化する迷子札のデザイン

最近では、迷子札も多様化しています。シンプルな金属プレートのものから、おしゃれなアクセサリーのようなデザイン、QRコードが印字されていて、読み取るとより詳細な情報(アレルギーの有無、かかりつけの動物病院など)が表示されるハイテクなものまで様々です。

ペットの大きさや性格、飼い主のライフスタイルに合わせて、最適なものを選んであげてください。大切なのは、常に首輪につけておくことです。シャンプーの時などに外して、そのままつけ忘れてしまった…ということがないように、習慣づけることが重要です。

もしも、の時に備えて

マイクロチップと迷子札は、いわば二重のセーフティネットです。両方を備えておくことで、ペットが迷子になった際の発見率は格段に上がります。しかし、最も大切なのは、迷子にさせないための日々の注意です。

玄関のドアを開ける際は必ずペットの居場所を確認する、散歩中はリードを絶対に離さない、雷や花火など大きな音がする日は窓を閉めて落ち着ける環境を作るなど、飼い主としてできる限りの配慮を心がけましょう。

それでも、万が一の事態は起こり得ます。その時に後悔しないためにも、今日からできる備えを始めてみませんか。あなたの少しの行動が、愛する家族の命を守ることに繋がるのです。

↗Share this article