旅行のヒント

もう迷わない!韓国旅行で本当に役立つ持ち物リストとパッキングのコツ

韓国旅行の準備、何から始めればいいか分からない…そんなあなたへ。必須アイテムから、あると便利なもの、現地で買えるものまで、パッキングの悩みを一気に解決します!

スーツケースに冬物のセーターを詰めている様子
旅の準備は、いつだって胸が高鳴る時間。一枚一枚、思い出を詰め込むように。Source: Timur Weber / pexels

いよいよ待ちに待った韓国旅行!想像するだけで、美味しいグルメや心ときめくショッピング、ドラマで見たあの風景が目に浮かびますよね。でも、その前に立ちはだかるのが「パッキング」という大きなミッション。「あれもこれも必要かも…」と悩んでいるうちに、スーツケースがパンパンになってしまった、なんて経験はありませんか?

正直に言うと、私も昔は心配性で、あらゆるものを詰め込んでしまうタイプでした。でも、何度か旅をするうちに、本当に必要なもの、そして「これは現地で調達した方が賢いな」というものが見えてきたんです。特に、日本からすぐ行けるお隣の国・韓国は、便利で素敵なものがたくさん揃っているので、上手に現地調達を取り入れるのが旅を楽しむコツだったりします。

この記事では、私のそんな経験も踏まえながら、皆さんの韓国旅行がもっと快適で、もっと楽しくなるような「本当に役立つ持ち物リスト」を徹底的に解説していきます。必需品はもちろん、季節ごとの服装のポイント、そしてパッキングが苦手な方でも真似できる簡単なコツまで、余すところなくお伝えしますね。

これだけは絶対に忘れないで!必須アイテムリスト

まずは、何があってもスーツケースに入れるべき、基本の「き」となるアイテムから確認していきましょう。これさえあれば、とりあえず何とかなる!というお守りのような存在です。当たり前だと思うかもしれませんが、出発前のバタバタで意外と忘れがちなので、指差し確認しながらチェックしてみてください。

**パスポートと航空券(eチケット)**は、言うまでもなく最重要アイテム。パスポートは、韓国入国時に残存有効期間が3ヶ月以上必要なので、必ず事前に確認しておきましょう。コピーやスマホで写真を撮っておくと、万が一の紛失時にもスムーズに対応できます。

次に、現金(ウォン)とクレジットカード。韓国は驚くほどキャッシュレス化が進んでいて、ほとんどのお店でカードが使えます。ですが、T-moneyカード(交通カード)のチャージや、東大門のナイトマーケット、昔ながらの市場など、一部では現金しか使えない場面も。1万円〜2万円分くらいをウォンに両替して持っておくと、いざという時に安心です。クレジットカードは、VISAかMastercardが広く使えます。念のため、2種類以上持っていくとさらに安心感が増しますね。

そして、現代の旅に不可欠なのがスマートフォンと関連グッズ。地図アプリ、翻訳アプリ、情報収集…と、スマホはもはや最強の旅の相棒です。バッテリーが切れてしまうと本当に何もできなくなる可能性があるので、モバイルバッテリーは絶対に持っていきましょう。また、韓国のコンセントは「Cタイプ」または「SEタイプ」という丸いピンが2本出ている形状で、日本のAタイプとは異なります。日本の電化製品を使いたい場合は、変換プラグを忘れずに。

最後に、海外旅行保険証。数日の旅行だと「まあ、大丈夫だろう」と油断しがちですが、慣れない環境では何が起こるか分かりません。急な病気やケガ、盗難などのトラブルに備えて、必ず加入しておきましょう。クレジットカードに付帯している保険もありますが、補償内容が十分か事前に確認しておくことが大切です。

シーズン別!失敗しない服装とファッションの考え方

韓国は日本と同じように四季がはっきりしていますが、気温の変化は日本よりダイナミック。特に冬の寒さと夏の暑さは想像以上かもしれません。快適に過ごすためには、訪れる季節に合わせた服装選びがとても重要になります。

**春(3〜5月)と秋(9〜11月)**は、気候が穏やかで旅行のベストシーズン。ですが、一日の中での寒暖差が大きいのが特徴です。日中は暖かくても、朝晩はグッと冷え込むことが多いので、カーディガンやパーカー、薄手のジャケットなど、簡単に着脱できる羽織りものがマストアイテム。特に秋が深まる10月下旬以降は、冬用のコートが必要になる日も出てきます。

**夏(6〜8月)**は、日本と同じく高温多湿。Tシャツやワンピースなど、通気性の良い涼しい服装が基本です。ただし、カフェや地下鉄、デパートの中は冷房がかなり強く効いていることが多いので、寒がりの方は薄手のカーディガンなどを一枚持っておくと安心。また、7月頃は梅雨で雨が多くなるので、折りたたみ傘や撥水性のあるアウターがあると便利です。

冬(12〜2月)のソウルの寒さは、本当に厳しいです。マイナス10度以下になることも珍しくありません。この時期に旅行するなら、防寒対策は「やりすぎかな?」と思うくらいがちょうどいい。暖かいダウンコートはもちろん、ヒートテックのような機能性インナー、マフラー、手袋、ニット帽は必須です。足元も冷えるので、裏起毛のタイツや厚手の靴下、滑りにくい冬用のブーツでしっかりガードしましょう。

どの季節にも共通して言えるのは、歩きやすい靴を準備すること。ソウルは坂道が多いですし、ショッピングや観光で一日中歩き回ることがほとんど。おしゃれも大切ですが、足が痛くなってしまっては楽しめません。履き慣れたスニーカーが一番のおすすめです。

スーツケースのそばで、カメラを手に服を整理している女性
現地で買った服も、旅の思い出。スペースは少し空けておくのが賢い選択かも。Source: Timur Weber / pexels

あると絶対便利!旅の質を上げるお助けグッズ

必須アイテムに加えて、いくつか「お助けグッズ」を持って行くと、旅の快適さが格段にアップします。ここでは、私が実際に「持ってきてよかった!」と心から思ったアイテムをいくつかご紹介しますね。

まず、エコバッグ。韓国もレジ袋が有料のお店がほとんどです。コンビニでちょっと買い物をした時や、お土産が増えた時にさっと取り出せるエコバッグがあると、本当に重宝します。小さく折りたためるタイプをいくつかバッグに忍ばせておきましょう。

次に、ウェットティッシュや除菌ジェル。屋台グルメを楽しんだり、ちょっとした汚れを拭き取ったりと、何かと出番が多いアイテムです。韓国の食堂ではおしぼりが出ないことも多いので、衛生面が気になる方は持っていくと安心です。

意外と見落としがちなのが、使い慣れた常備薬。頭痛薬や胃腸薬、絆創膏など、普段から使っているものがあると、いざという時に心強いです。もちろん現地の薬局でも購入できますが、成分が強かったり、説明が韓国語で分からなかったりすることもあるので、お守り代わりに持っていくことをおすすめします。

スキンケアやコスメも、敏感肌の方は普段使っているミニサイズのセットを持っていくのがベスト。韓国はコスメ天国なので、現地で新しいものを試すのも旅の醍醐味ですが、急に環境が変わると肌が揺らぎがち。最低限の「いつものスタメン」がいるだけで、肌も心も落ち着きます。

最後に、パッキングの効率を上げてくれる圧縮袋。特に冬場は衣類がかさばるので、圧縮袋を使うとスーツケースのスペースを有効活用できます。帰りにお土産で荷物が増えることを見越して、行きは少し余裕を持たせてパッキングするのがスマートな旅人のコツですよ。

パッキングの悩み解決!賢い荷物のまとめ方

さて、いよいよパッキング本番です。どうすればスッキリと、そして使いやすく荷物をまとめられるのでしょうか。ちょっとしたコツを知っているだけで、パッキングはもっと簡単で楽しい作業になります。

まず試してほしいのが、**「アイテムのジャンル分け」**です。衣類、洗面用具、ガジェット類など、カテゴリーごとにポーチやパッキングキューブに分けて収納します。こうすることで、スーツケースの中がごちゃごちゃにならず、どこに何があるか一目瞭然に。ホテルに着いてから「あれはどこだっけ?」と探す手間が省けます。

次に、「衣類の丸めテクニック」。Tシャツやセーター、ズボンなどを畳むのではなく、くるくると固く巻いていく方法です。これはシワになりにくいだけでなく、立てて収納できるのでスペースを有効活用できます。特にシワが気になるシャツなどは、最後に畳んで一番上に乗せると良いでしょう。

液体の持ち運びには注意が必要です。化粧水やシャンプーなどは、漏れ対策を万全に。ボトルのキャップ部分にラップを挟んでから蓋を閉めると、気圧の変化で中身が漏れ出すのを防げます。さらにジップロックなどの密閉できる袋に入れておけば、万が一漏れても他の荷物を汚す心配がありません。

そして、一番大切なのが**「帰りのお土産スペースを確保しておく」**こと。韓国に行ったら、コスメや可愛い雑貨、美味しいお菓子など、買いたいものがたくさん出てくるはず。行きからスーツケースがパンパンだと、帰りにお土産が入らなくなってしまいます。全体の7〜8割程度の収納に留めておくか、折りたたみ式の大きなバッグを一つ入れておくと、帰りのパッキングで慌てずに済みますよ。

旅の準備は、旅そのものの一部。少し面倒に感じるかもしれませんが、このリストを参考にしながら、次の韓国旅行への期待を胸にパッキングを楽しんでみてください。きっと、あなたの旅がもっとスムーズで、忘れられない素敵なものになるはずです。

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