モダン ライフラボDaily Insights & Guide for Contemporary Living
👤MODERN LIFE LAB//旅行>交通

カオスと興奮のインド旅!知らなきゃ損する国内の格安移動テクニック

6 MIN READ
HOME>旅行>交通>カオスと興奮のインド旅!知らなきゃ損する国内の格安移動テクニック

広大なインドを賢く、そして安く旅するための移動手段を徹底解説。鉄道、バス、LCC、配車アプリまで、私の実体験を交えながら、旅がもっと楽しくなるコツをお届けします。

「インドを旅してみたいけど、あの広い国をどうやって移動すればいいんだろう…?」そんな風に思ったことはありませんか?正直に言うと、私自身、初めてインドを訪れる前は、移動手段に対する不安が一番大きかったかもしれません。カオスな交通事情、聞き慣れない地名、そして言葉の壁。考えれば考えるほど、心配は募るばかりでした。

でも、実際に旅をしてみると、その心配はすぐに興奮へと変わりました。インドの国内移動は、確かに少しクセがあるかもしれません。でも、その多様性と奥深さは、まさに旅のハイライト。ちょっとしたコツを知っているだけで、信じられないくらい安く、そして深く、この国の魅力を味わうことができるんです。

今回は、バックパッカー時代の私の経験も踏まえながら、広大なインドを賢く旅するための、リアルな移動テクニックをご紹介します。これを読めば、あなたのインド旅がもっと自由に、もっとエキサイティングになるはずです。

旅の王道にしてインドの縮図「鉄道」を乗りこなす

インドの旅を語る上で、鉄道の存在は絶対に外せません。網の目のように国中に張り巡らされた線路は、まさにインドの大動脈。人、物、そして文化を乗せて、今日も休むことなく走り続けています。窓の外を流れる雄大な景色、チャイ売りの声、そして乗り合わせた人々との何気ない会話。そのすべてが、忘れられない思い出になります。

特に長距離を移動するなら、寝台列車は最高の選択肢です。夜の間に移動を済ませてしまえば、時間を有効に使えるだけでなく、一泊分の宿代も浮かせることができますからね。私もデリーからバラナシへの移動で利用しましたが、ガタンゴトンという心地よい揺れに身を任せ、だんだんと変わっていく風景を眺めている時間は、何とも言えない贅沢なひとときでした。

ただし、インドの鉄道は、日本のそれとは全くの別物。まず、チケットの確保が一苦労です。人気の路線は数週間前に売り切れることもザラなので、旅の計画が決まったらすぐに予約するのが鉄則。IRCTCという国鉄の公式サイトや、旅行代理店を通じて予約できますが、最初は少し戸惑うかもしれません。また、列車の遅延は日常茶飯事。「定刻通り」という概念は、一度忘れてしまった方が精神的に楽かもしれません(笑)。私も駅で3時間待った経験がありますが、それも今では良い思い出です。

都市間の大動脈!快適でお得な「長距離バス」

鉄道と並んで、インドの長距離移動の主役となるのがバスです。特に、主要都市間を結ぶ夜行の「スリーパーバス」は、多くの旅人にとって心強い味方。完全に横になれるベッドシートが備わっており、想像以上に快適に眠ることができます。私も、バスで本当に熟睡できるのか半信半疑でしたが、気づけば朝、目的地に到着していた、なんてこともありました。

インドのバスは、大きく分けて政府が運営する「ガバメントバス」と、民間の「プライベートバス」の2種類があります。料金の安さで言えばガバメントバスに軍配が上がりますが、快適性や時間の正確さを求めるなら、断然プライベートバスがおすすめです。最近では「RedBus」のようなオンライン予約サイトも充実しており、事前に座席を指定して予約できるので、言葉の心配もありません。

ただし、バスの旅も一筋縄ではいかないのがインドらしいところ。特にローカルなバスは、日本では考えられないほどの乗車率になることも。また、山道ではかなりスリリングな運転に肝を冷やすこともあるかもしれません。でも、そんなハプニングさえも楽しめるようになれば、あなたも立派なインド旅の上級者です。

インドのデリーで客待ちをするトゥクトゥクの運転手たち
街の喧騒の中、彼らとの料金交渉もまた旅の一幕。笑顔で話しかければ、意外な情報が手に入ることも。Source: Alin Andersen / unsplash

時間を金で買う!「格安航空会社(LCC)」という選択肢

「インドを旅するなら、時間はかかるもの」なんて思っていませんか?実は、インド国内の航空網は驚くほど発達しており、格安航空会社(LCC)を使えば、時間もお金も節約しながら快適に移動できるんです。特に「IndiGo」や「SpiceJet」といった航空会社は、頻繁にセールを行っており、タイミングが合えば鉄道のA/Cクラス(エアコン付き車両)と変わらない値段で航空券が手に入ることも。

南インドのビーチから北インドの山岳地帯へ、なんていう長距離の移動を計画しているなら、LCCは間違いなく検討すべき選択肢です。何日もかかる陸路の移動を、わずか数時間に短縮できるのですから、その価値は計り知れません。浮いた時間を、もっと多くの街を散策したり、美味しいものを食べたりするのに使えますよね。

ただし、LCCを利用する際にはいくつか注意点も。まず、預け荷物の重量制限はかなり厳しいです。事前に確認し、オーバーしそうな場合は追加料金を払っておきましょう。また、インドの空港はセキュリティチェックが厳しく、時間がかかることが多いです。国内線であっても、最低2時間前には空港に到着しておくことを強くおすすめします。

街中の移動はアプリが常識!「Uber」と「Ola」を使いこなせ

インドの都市部で、旅行者が最も頭を悩ませるのが、オートリキシャ(三輪タクシー)やタクシーとの料金交渉ではないでしょうか。「メーターを使ってくれない」「法外な値段をふっかけられた」なんて話は、残念ながら今でもよく聞きます。私自身、何度も悔しい思いをしました。

しかし、そんな悩みはもう過去のものになりつつあります。なぜなら、「Uber」と、インド独自の配車サービス「Ola」という、二つの強力なアプリがあるからです。これらのアプリを使えば、乗車前に料金が確定し、ドライバーと直接お金のやり取りをする必要もありません。ぼったくりの心配から解放されるだけで、街歩きのストレスは驚くほど軽減されます。

特にOlaは、オートリキシャも呼べるのが便利な点。インドのSIMカードがあれば簡単に登録できるので、現地に到着したらまずインストールしておくべきアプリの一つです。これらのアプリを使いこなすことが、現代のインドをスマートに旅する最大の秘訣と言っても過言ではないでしょう。

広大なインドを旅することは、まるで壮大な物語のページを一枚一枚めくっていくような体験です。そこには、予想もつかない出会いや発見が溢れています。今回ご紹介した移動手段は、その物語をより豊かに、そしてスムーズに進めるための、ほんの小さなヒントに過ぎません。

大切なのは、完璧な計画を立てることよりも、目の前で起こるハプニングを面白がる心の余裕を持つことなのかもしれません。あなたのインド旅が、忘れられない素晴らしいものになることを、心から願っています。

↗Share this article