モダン ライフラボDaily Insights & Guide for Contemporary Living
👤MODERN LIFE LAB//旅行>交通

リバプール市内の移動手段を徹底解説!バスや電車を賢く使って交通費を節約しよう

6 MIN READ
HOME>旅行>交通>リバプール市内の移動手段を徹底解説!バスや電車を賢く使って交通費を節約しよう

音楽とサッカー、そして歴史が息づく街リバプール。この魅力的な街を隅々まで楽しむための、バスや電車、フェリーといった交通機関の使い方と、お得な料金情報を詳しくご紹介します。

リバプールって、本当に不思議な魅力に満ちた街ですよね。ビートルズが生まれた場所として音楽ファンを惹きつけ、熱狂的なフットボールカルチャーが根付き、そして港町としての歴史が刻まれた美しい建築物が立ち並ぶ。私も初めて訪れたとき、その独特の空気に一瞬で心を奪われました。ただ、街の魅力を存分に味わうためには、効率的な移動方法を知っておくことが意外と重要だったりします。

「あのライブハウスに行きたいけど、バスでいけるのかな?」「スタジアムまでの交通費って、だいたいどれくらい?」なんて、旅の計画を立てながら考えますよね。私もそうでした。でも、大丈夫。リバプールの交通網は、実はとても旅行者に優しく、分かりやすいんです。今回は、私の実体験も交えながら、リバプール市内の主な移動手段と、知っているとちょっと得する交通費の節約術について、じっくりお話ししていこうと思います。これを読めば、あなたもリバプールでの移動がきっと楽しくなるはずです。

市民の足!バスを乗りこなせば行動範囲がぐっと広がる

リバプール観光で最も頼りになる相棒、それは間違いなくバスです。市内中心部はもちろん、少し離れた観光スポットまで、バス路線がくまなく張り巡らされています。特に、Arriva社とStagecoach社が主要なバス会社で、街の至る所でそのカラフルな車体を見かけることができます。私も、ビートルズのメンバーの生家を巡る時や、郊外の美しい公園へ向かう際に、何度もバスのお世話になりました。

最近の大きなニュースとして、リバプール市内のバス料金は、1回の乗車につき大人2ポンドという上限が設けられました。これは旅行者にとって、ものすごく嬉しいポイントです。ちょっとした距離の移動なら、何も考えずに「ピッ」とコンタクトレス決済で乗れてしまう手軽さ。もちろん現金も使えますが、クレジットカードやデビットカードのコンタクトレス機能があれば、小銭を用意する手間も省けて本当にスムーズです。

もし1日に3回以上バスに乗る予定があるなら、1日乗車券の「DayRider」や「Solo」チケットを検討するのが断然お得です。価格はだいたい5ポンド台で、その日1日、指定エリア内のバスが乗り放題になります。バスの運転手さんから直接購入することもできますし、各バス会社のアプリを使えば、事前にスマホで購入しておくことも可能。アプリなら、リアルタイムでバスの運行状況を確認できるので、待ち時間を有効に使えるというメリットもありますよ。

Merseyrail(マージーレイル)で、快適な郊外への旅へ

リバプール中心部の観光だけでなく、「ちょっと足を延ばしてみたいな」と思った時に大活躍するのが、Merseyrail(マージーレイル)という電車です。この鉄道網は、リバプール市内と、ビーチが美しいサウスポートや、歴史的な街並みが残るチェスターなどを結んでいます。運行本数も多く、時間も正確なので、日帰り旅行の計画も非常に立てやすいのが魅力です。

私もMerseyrailに乗って、アンソニー・ゴームリーの有名な彫刻群「Another Place」を見に、クロスビー・ビーチまで行ったことがあります。車窓から見えるマージー川の景色をぼんやり眺めているうちに、あっという間に目的地に到着。あの時の、少しひんやりとした潮風と、どこまでも続く砂浜に佇む鉄の像たちの光景は、今でも忘れられない思い出です。

料金については、オフピーク(平日のラッシュアワー以外と週末)の時間帯に利用するなら、「Day Saver」チケットがおすすめです。ゾーンによって価格は変わりますが、これ一枚で1日乗り放題になるので、コストを気にせず色々な駅で途中下車してみる、なんていう自由な旅も楽しめます。チケットは駅の券売機や窓口で購入できます。リバプールの主要駅であるライム・ストリート駅は、ロンドンやマンチェスターなど、イギリス国内の他の都市へ向かう長距離列車のハブにもなっているので、きっと多くの旅行者が利用することになるでしょう。

リバプールのライム・ストリート駅を上空から撮影した航空写真。歴史的な駅舎と近代的な都市の風景が広がっている。
旅の始まりと終わりを告げる場所、ライム・ストリート駅。ここから電車に乗り込む時の高揚感は、いつだって格別です。Source: Mike Bird / pexels

フェリーと徒歩散策もリバプールの醍醐味

リバプールを語る上で絶対に外せないのが、「マージー川のフェリー」です。ジェリー&ザ・ペースメイカーズの有名な曲『Ferry 'Cross the Mersey』でも歌われているように、このフェリーは単なる交通手段ではなく、リバプールの象徴そのもの。川の上から眺める「スリー・グレイシズ」(ロイヤル・リバー・ビルディング、キュナード・ビルディング、ポート・オブ・リバプール・ビルディング)の壮大な姿は、まさに圧巻の一言です。

観光用の周遊クルーズが人気ですが、対岸のバーケンヘッドへ渡る通勤・通学の足としても利用されています。もし時間があれば、ぜひこのフェリーに乗ってみてください。潮風を感じながら、リバプールのスカイラインの変遷に思いを馳せる時間は、きっと特別な体験になるはずです。チケットはフェリーターミナルで購入できます。

そして、忘れてはならないのが「徒歩」という最高の移動手段。リバプールの中心部は非常にコンパクトにまとまっているので、主要な観光スポットの多くは歩いて回ることができます。アルバート・ドックからリバプール大聖堂へ、マシュー・ストリートからショッピングエリアのLiverpool ONEへ。自分の足で歩くからこそ見えてくる、街の細やかな表情や、ふとした路地裏の魅力があります。天気の良い日は、お気に入りの音楽を聴きながら、気の向くままに散策してみるのが、私の一番のおすすめです。

リバプールでの移動は、計画次第でとてもスムーズかつ経済的になります。バスを基本に、目的地に合わせて電車やフェリーを組み合わせ、そして時にはのんびりと歩いてみる。そうやって街と関わることで、あなたのリバプールでの滞在は、より一層深く、思い出深いものになるに違いありません。さあ、準備はできましたか?素晴らしいリバプールの旅が、あなたを待っていますよ。

↗Share this article