東京のシンボル、東京タワー。いざ行こうとすると「どの駅が一番近いの?」と迷いませんか?今回は、主要な5つの駅から東京タワーまでの徒歩ルートを、それぞれの魅力と共に詳しくご紹介します。
ふと街を歩いていると、ビルの隙間からオレンジ色の美しい姿が見える。そんな経験、東京にいると一度はありますよね。いつ見ても、なんだか少しだけ特別な気持ちにさせてくれる東京のシンボル、東京タワー。私も大好きで、たまに無性にあの麓まで行きたくなることがあります。でも、いざ「東京タワーに行こう!」となると、意外と「あれ、最寄り駅ってどこだっけ?」と迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
実は、東京タワーにはいくつかの最寄り駅があり、どの駅から歩くかによって、見える景色や道のりの楽しみ方が全く違うんです。ただタワーに行くだけでなく、そこまでの道のりも一つのイベントとして楽しめたら、もっと素敵な思い出になると思いませんか?
そこで今回は、東京タワーへのアクセスに便利な主要な5つの駅をピックアップし、それぞれの徒歩ルートを徹底的に比較してみました。所要時間だけでなく、道のりの雰囲気や「こんな人におすすめ!」というポイントも合わせてご紹介するので、ぜひあなたにぴったりのルートを見つけてみてください。
とにかく最短!迫力満点の景色に出会うなら「赤羽橋駅」
「もう一刻も早く東京タワーの麓に行きたい!」「あの迫力を間近で感じたい!」そんなあなたに、私が最も強くおすすめしたいのが、都営大江戸線の赤羽橋駅です。公式ウェブサイトでも「徒歩5分」と案内されている通り、正真正銘の最短ルート。本当にあっという間に、あの美しい鉄骨の麓にたどり着くことができます。
このルートの最大の魅力は、何と言っても駅を出た瞬間の感動的な景色。赤羽橋口の改札を出て地上に上がると、目の前に「ドーン!」と、遮るもののない東京タワーがそびえ立っているんです。これには、初めて訪れる人はもちろん、何度も見ている私でさえ、思わず「うわぁ…」と声が漏れてしまうほど。特に夜、ライトアップされたタワーが暗闇に浮かび上がる姿は圧巻の一言です。
道順も非常にシンプル。駅を出て目の前の大きな交差点を渡り、桜田通りを少し進むだけ。途中、緩やかな坂道を上っていくのですが、それがまた、タワーに向かって歩いている実感を高めてくれます。時間がない方、歩くのがあまり得意でない方、そして何より、東京タワーの迫力をダイレクトに感じたい方には、間違いなくベストな選択肢と言えるでしょう。
緑と歴史に癒される、穏やかな散歩道「御成門駅」
もしあなたが、「ただ目的地に行くだけじゃつまらない」「周辺の雰囲気も楽しみたい」と思うタイプなら、都営三田線の御成門駅からのルートがぴったりです。徒歩約6分と、こちらも十分に駅近でありながら、都会の喧騒を忘れさせてくれるような、穏やかで緑豊かな散歩を楽しむことができます。
A1出口から地上に出ると、目の前には日比谷通りが広がっています。ここから東京タワー方面へまっすぐ歩いていくと、道の左手に見えてくるのが、徳川家の菩提寺としても知られる増上寺の広大な敷地です。歴史を感じさせる荘厳な門構えと、その向こうにそびえる近代的な東京タワーのコントラストは、まさに東京を象徴する風景の一つ。思わず足を止めて写真を撮りたくなってしまうはずです。
このルートの心地よさは、なんといっても芝公園の豊かな自然を感じられること。道の両脇には手入れの行き届いた木々が立ち並び、季節によっては美しい花々が目を楽しませてくれます。公園のベンチに座って、少しずつ近づいてくる東京タワーをのんびり眺める、なんていう贅沢な時間の使い方もできますよ。デートで訪れるカップルや、落ち着いた雰囲気の中で散策を楽しみたい方には、心からおすすめしたいルートです。
JRユーザーの強い味方!少し長めの道のりも楽しい「浜松町駅」
新幹線や遠方からJR線を使って東京に来る方にとって、最もアクセスしやすいのが浜松町駅かもしれません。徒歩約15分と、今回ご紹介する中では最も長いルートになりますが、その道のりには、それを補って余りあるほどの魅力が詰まっています。山手線や京浜東北線が使えるので、多くの人にとって便利な駅ですよね。
浜松町駅の北口を出て、まずは大きな世界貿易センタービルディングを背に、大門方面へと歩き始めます。数分歩くと、道の先に大きな「大門」が見えてきて、その奥に増上寺が控えています。この増上寺の境内を通り抜けていくのが、このルートのハイライト。まるでタイムスリップしたかのような厳かな雰囲気の中を歩き、ふと顔を上げると、現代的な東京タワーが姿を現す。この新旧のコントラストは、他のルートでは味わえない特別な体験です。
少し距離がある分、歩きながら様々な角度から東京タワーの姿を楽しめるのもポイント。最初は小さく見えていたタワーが、一歩一歩進むごとに大きく、そして美しくなっていく様子は、感動的ですらあります。「歩くこと自体を楽しみたい」「せっかくだから東京らしい景色をたくさん見たい」という、アクティブなあなたにこそ選んでほしいルートです。
都会的な風景を抜けて。もう二つの選択肢「大門駅」と「神谷町駅」
これまでご紹介した3駅の他にも、有力な選択肢が二つあります。都営浅草線・大江戸線が乗り入れる大門駅と、東京メトロ日比谷線の神谷町駅です。どちらも徒歩10分圏内とアクセスは良好で、それぞれに違った趣があります。
大門駅は、浜松町駅からのルートと途中から合流する形になりますが、JRを使わない方にはこちらが便利。駅名の通り、増上寺の大門のすぐそばに出るので、よりダイレクトに歴史的な雰囲気を感じながらタワーへ向かうことができます。飲食店も多いエリアなので、タワーに行く前後に食事の予定がある方にも良いかもしれません。
一方、神谷町駅は、オフィスビルが立ち並ぶ、より都会的な雰囲気の中を歩くルートです。1番出口から桜田通りに出ると、すぐに東京タワーの姿が目に入ります。洗練された街並みを眺めながら、近代的なランドマークへと向かう道のりは、「これぞ東京!」といった気分を味わえるはず。周辺にはおしゃれなカフェなども点在しているので、少し寄り道しながら向かうのも楽しいですね。
まとめ:あなたの旅のスタイルに合わせた駅選びを
さて、5つの駅からのルートをご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
- 最短距離と迫力を求めるなら、赤羽橋駅。
- 歴史と自然に触れながら穏やかに歩きたいなら、御成門駅。
- JRでのアクセスとドラマチックな景色を重視するなら、浜松町駅。
- そして、都会的な雰囲気や利便性で選ぶなら大門駅や神谷町駅。
どのルートにも、それぞれの良さがあります。次に東京タワーへ行くときは、ぜひ「どの駅から歩いてみようか?」という、新しい視点で計画を立ててみてください。きっと、いつもとは一味違った、特別な思い出が作れるはずですから。





